喫茶店で食べる遅い朝食が幸せ
こんにちは、蜜蜂です。
地元駅前の商店街はたまに店舗が入れ替わりながらも昔からあるお店も残っていて、今回行った喫茶店も、昔ながらの雰囲気が漂うお店です。
若い頃は有名なチェーン店や新しい小洒落たお店ばかりに行っていたのですが、今はこんな昭和や平成初期の空気が感じられるお店も落ち着きます。何より空いていますしね。
お店の自動ドアは開閉が少しもたついて、中に入ると四人掛けのテーブル席がいくつかと、相席用の大きなテーブルが一つ。
どの席も、テーブルと椅子は深い焦げ茶色で、店内は少し薄暗くも感じます。
表紙が木製のメニュー表は長く使われてきたらしく今は置いていないメニューにはマスキングテープが貼られていたり、各席に立てかけてあるデザートのメニューは日に焼けていたり。
レジもどこか昭和っぽい形をしていて、レシートも出てきません。それで成り立ってしまうのですから、地元に根付いた、どちらかと言えば常連さんばかりが利用するお店なのでしょうね。
カレーやオムライス、グラタンにサンドイッチ、更にはうどんやご飯ものとメニューがやたら豊富なこのお店なのですが、私はブランチのつもりで行ったので、少し朝食っぽいこちらのベーコンエッグプレートにしました。
ベーコンエッグと厚切りのトースト、サラダにポテト、それからソテーされたコーンも隠れています。飲み物は紅茶と珈琲とミルクから選べました。お休みの日だったので、がっつりカフェインも摂らなくて良いし紅茶を。
ミルクティーに珈琲フレッシュを入れるのは邪道だと思っているのですが、こういうお店でなら許せちゃったりもします。何しろ昭和ですものね。平成のお店だったらごめんなさいですけど。
こういう、昔からあるような雰囲気の落ち着いた喫茶店って、小説の中に出てきそうな感じがしますよね。
私の大好きな村山早紀先生のご本なんかにも登場しそうな。
この日は恋人も仕事が休みだったので、メッセージのやりとりをしながら優雅な時間を楽しみました。
自分の時間を大切にすること、安らげる時間を作ることが精神の安定にも繋がりますので、恋人や周りの人との良い関係を築いていくことにも貢献してくれるのですよね。
ところで、出てきた食器類の中で気になるものが一つ。
目が合いました。
何この子、可愛い!
食事を食べ進めていく中でもう一つ可愛いものに気が付いたのですが、なんとサラダが盛られているお皿がりんご型でした。
調べてみたら、随分古いお品のようで。昭和レトロ、なんて惹句が付けられて、メルカリなんかで売られていました。
Amazonとかでは手に入らないのですねぇ。
雑貨や食器は機能性はもちろんですけれど、日常的に使うものですから、可愛らしいもの、見ていて安らぐものを使うことが自分の人生を豊かにもしてくれるのですよね。
毎日使うものから得られる幸福の量を増やすことが、人生を幸せに過ごすコツの一つだと思います。
オフを愉しむインテリアショップ【uminecco(ウミネッコ)】
こんな北欧の雑貨や家具に囲まれて暮らしてみたいものですね。